刺青切除
刺青(入れ墨、タトゥー)の入った皮膚を切り取って除去する手術です。皮膚を切除し縫い縮める、または皮膚を切り取って自分の皮膚を移植します。レーザーの刺青とりに比べ、短期間で全ての色を取り除けるのがメリットですが、切開線の傷跡は残ります。広範囲にわたる刺青を除去する場合は、複数回の施術に分けたスケジュールになる場合もあります。
皮弁形成(ひべんけいせい)では、皮膚をジグザグに切除した後、血流を温存した周囲の皮膚で傷口を覆います。一方向に切るのではなく、向きを変えることで緊張を分散させて、皮膚の引きつれや変形を防ぎます。血管がつながった状態の皮膚を移動させるため、自然な仕上がりになります。



こんな方におすすめ
- 皮膚がつまめる部位に幅の狭い刺青を彫っている方
- 刺青に黒・青色以外の色も入っている方
効果
刺青を除去します。縫い縮める方法では複数回に分けて手術をします。皮膚移植では他の部位から採取した自分の皮膚で傷を閉じます。
施術時間
1~2時間程度
痛み
状態とご希望に応じて麻酔を選択します。手術後は痛み止めを処方します。術後2~3日が痛みのピークです。
術後・生活制限
施術当日にご帰宅可能です。シャワーは施術部位を濡らさなければ当日から可能です。
経過・ダウンタイム
7~10日程度で抜糸をします。傷が大きい場合は血圧が上がると出血して溜まることがありますので、抜糸までは運動や入浴、飲酒など血圧の上がる行為を控え、安静にしてください。
移植する部位によっては皮膚の脱落予防のため1週間ほどギプスで固定します。
注意点・デメリット
目立つ傷跡が残る場合があります。傷跡は時間の経過で成熟し、目立ちにくくなりますが、無くなる訳ではありません。
手指~手首や足~下腿など、関節付近で運動制限のおそれがある部位は切除を行っていません。
副作用・リスク
腫れ、痛み、内出血、感染、血腫、変形、硬化、麻痺、感覚低下、瘢痕
施術の流れ
- ご希望と状態に合った麻酔をします。
- 皮膚を切開し刺青を切除します。
- 傷口を糸で縫合、または医療用ボンドやテープで固定します。
- 施術部位をガーゼや包帯で保護して終了です。
よくある質問
- 1回で全部消せますか?
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大きさや皮膚の余裕によっては、1回の手術で完了できます。大きな刺青は安全上、複数回に分割し、半年ほどの期間を空けて行います。
- どの部位でも消せますか?
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関節の可動域や皮膚に余裕がない部位は、安全上、治療できない場合があります。
- 刺青の色素が再び浮き出すことはありますか?
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皮膚の深い部分まで切り取るため、基本的に再発することはありません。